製品紹介

4つのプラマグ

プラマグの原材料によって出せる特性が異なります。 コストや磁気特性によりさまざまな選択が必要になるかとは思います。

サンセイ工業では以下のプラマグを扱っており、お客様のご要望によって材料を選定させていただいております。

プラスチックマグネットの種類でわからないことはご相談にのりますので、 お気軽にお問合せください。

フェライト系プラマグ
フェライト系

フェライト系プラマグ

フェライト磁石は、粉末治金法により製造される酸化鉄を主原料とした磁石です。(等方性・異方性)プラマグの原料の中で最もコストが安く、 材料の内部構造により、異方性フェライト磁石と等方性フェライト磁石に分類されます。多極着磁、ラジアル着磁、磁石が容易に作れます。

ネオジウム系プラマグ
ネオジウム系プラマグ

ネオジウム系プラマグ

ネオジウム磁石は、Nd(ネオジウム)・Fe(鉄)・B(ホウ素)を主原料とした希土類磁石です。(等方性・異方性)ネオジウム系プラスチックマグネットはフェライト系プラマグより数倍高い磁力を発揮し、マグネットの小型軽量化が可能。小さな部品を作る際に適しています。しかし、錆びやすく表面処理が必要とされることがあります。 強度が高く、割れやかけが少ないため機械加工や着磁後の取扱いが容易にできます。

サマリウム鉄窒素系プラマグ
サマリウム鉄窒素系プラマグ

サマリウム鉄窒素系プラマグ

ネオジム磁石、サマコバ磁石を超える性能を持つ磁石として開発された希土類磁石です。(異方性)プラスチックマグネットのマグネット原材料の中で最近姿を現した材料。 性能はサマコバと似たような磁力を発揮するが、高温度に対する特性が弱い。高価なサマコバとはうってかわり、コストパフォーマンスが豊かな材料。 高い磁力が必要なプラスチックマグネットに適しています。

サマリウム鉄窒素 + フェライトハイブリッド材
サマリウム鉄窒素 + フェライトハイブリッド材

サマリウム鉄窒素 +
フェライトハイブリッド材

サマリウム鉄窒素にフェライトを混ぜることで、ネオジウム系プラマグと同等の特性でネオジウムより安価で、軽量化できます。(異方性)フェライト磁石ではパワーが足りないときに、ハイブリッド材が使用されます。スパコンや半導体基板など、ハイパワーで高性能モーターが必要な場合にはサマリウム鉄窒素+フェライトハイブリッド材が適しています。

金型製品

ラジアル異方性金型

ラジアル異方性金型

磁場射出成形機で発生されるアキシャル方向磁界を、この金型により、ラジアル方向に 変換し、異方化させる金型です。

極異方性金型

極異方性金型

金型キャビティ内に組み込まれた焼結磁石等により、放射状のラジアル配向ではなく、同極数、同配向方向に異方化させる金型です。

図面がなくても、ご希望に合わせて
金型設計・製作まで一貫対応いたします!